toto’s blog

中小企業診断士試験の奮闘記です

あまりの対応にちょっと頭にきてしまった中小企業診断士のお話し

タイトルから、ちょっと嫌な感じが溢れてますね(汗)、こんばんはtotoです。今回ちょっと長いです。

 金融機関勤務で当時融資係だったtotoは、仕事で実際の診断士とやりとりするケースが結構ありました。金融機関サイドから、事業承継に悩んでる等具体的な内容の悩みに対しては、専門家派遣(今は3回まで無料のケースが多いですが、当時は補助金で何回でも無料でした)で診断士にお願いしたり、逆にお客さんの経営改善計画を策定の上、返済金額等の見直しを行う、いわゆる「リスケ」対応する際に、計画を作った診断士さんとやりとりをするケース等。

 

 それで、自分が担当する法人Z(かなり財務内容も悪く厳しい先)が契約した診断士とのやりとりで、あまりの対応に本当に怒ってしまった事がありました。言っておきますが、自分は気が長く、お客さんと喧嘩したことなんて全然ありません。あ、いや2~3回位はあったかな...(汗)

 

 自分が係わった診断士さんは、知的で紳士的な人がほとんどでしたが、その問題の診断士さんは態度から横柄でした。仮にAさんとしましょう。Aさんは法人Zに雇われ、改善計画を策定しました。この改善計画は、法人Zが設備資金を借りるのに、財務内容が悪いため、通常の融資では案件が通りません。そこで、制度融資で「経営力強化保証」という、信用保証協会付き融資で毎年、経営改善計画が計画どおりか年4回金融機関がモニタリングを行うことを条件とした融資の申込みを行いました。

 

【問題①】ここで、問題が発生!税金が有利になるとの事で、法人Zが保証協会の承諾前に設備工事を開始してしまいました。

 

【問題②】法人Zは今回の前に保証協会の設備資金を別途申込みをして承諾、融資実行をした債権があったが、保証協会に提出する設備完了報告が協会に届いてないので、設備完了報告を提出しないと、新しい案件が使えないことが発覚。

 

そして、ここで診断士Aさん登場!Aさんは元金融機関勤務で、信用保証協会の担当を何人も知っていることから、直接、保証協会に行って案件の話をしてきちゃいました。本来なら、法人Zの代理人として立場もあったが、そもそも金融機関に融資申込みしているのに、協会に直接お客さんが交渉しに行くとか聞いたことがありません。

 

Aさん「問題②については、法人Zの社長はtotoさんに設備完了の領収書を渡したと言っているのに協会ではまだ受け取っていないと言っている。完了報告を一体どこにやったのか!遅くなっても良いから今日中に調べろ!」

 

Aさん「問題①は、俺が協会の〇〇さんと話をしたら、設備着工した後でも、設備資金の申込みは問題ないと言っている。グタグタ言っていないで、〇〇さんに直ぐに電話して確認しろ!おたくのルールなんか知るか、協会で良いっていっているんだからツベコベ言っている暇があったらまっとうな仕事をしろ!協会の正式な解答を受けて報告しろ!」

 

toto「問題②について、完了報告はとっくに協会に提出済みです。配達記録で確認しました。協会でも調査してもらった所、完了報告は受け取っていていて、協会のミスであったと謝りを受けました。」

Aさん「ふざんけんな、お前今何時だと思っているんだ!(多分PM10:00頃だったかな)時間を考えろ!いいかげんにしろ!」

toto「Aさんが今日中に確認しろと言ったので、保証協会の人も今の時間まで調べてもらってたんですよ、その言い方はあんまりじゃないですか。」

Aさん「はぁ!?いちいち因縁つけやがって、常識で考えろ!!」ガチャっと電話を一方的に切られる。

 

ここまでで、totoは相当頭にきています。

 

後日、toto「問題①について、保証協会の〇〇さんに確認しました。〇〇さんはAさんを金融機関勤務の時に知っていたので、本来はダメなんですが、この融資に限っては大丈夫なのでそう言っただけです。善意で言ったのに協会として正式な解答を出せといってもだせません。どうしてもと言うのなら、原則できないと解答しますって言ってました。」

toto「そもそも、前にも言ったとおり、Aさん金融機関にいたならおわかりのはずでしょ。お金の借りる準備ができていないのに、家を立ててしまったので貸してくださいっていうお客さんがいますか?

Aさん「うるさい!!まったく、長年この仕事をしていてお前みたいな金融機関の職員は初めてだ!腹ただしい!」

はい、ここで流石にtotoも爆発してしまいました。

 

toto「いい加減にしてください。こちらからも言わせてもらいます、私も大勢の診断士とやりとりしてきましたが、あなたの様な人は初めてです!もう本件についても他所でやってください、あなたの様な人が間に入ったのでは通せる案件も否決になります。少なくとも、私が担当しているお客さんにAさんがついたなら、今後一切案件は受けないのでそのつもりでいてください。」

Aさん「ぐぬっ!お前憶えてろ、お前の上司にこのやりとりを報告してやる」

toto「既に報告済みです。後、協会の▲▲さん(お偉いさん)や診断士の××(お偉いさん)とも話しましたが、Aさん相当評判悪いですよ。他支店の自分の同期達にもAさんには気をつけろと話はしてあるので!」

 

その後、Aさんはtotoのいる支店に来店して謝りきたのですが、自分は対応しませんでした。ただ、来店3回目は流石に話を聞きました。もう、人が変わった様に平謝り。

 

Aさん「本当にすまなかった!法人Zを何とかしたい一心での事です。どうかご勘弁を」

 

実は、法人Zはもちろんお客さんなので、Aさんが知らないとこで、しっかりと案件は進めていて稟議も承認を受けていました。

 

と、ちょっと長かったですが、診断士にもいろんな人がいるんだなぁと思った出来事でした!